熱中症予防にいかがですか?
米麹パワー
米麹とは蒸した米に麹菌を繁殖させたもの。白米にはない成分が約400種類も含まれるといわれるほど、栄養豊富です。たくさんいいことがある中で、注目したいのが、麹菌が作り出す酵素パワー。
麹は約100種類の酵素を含み、発酵の過程で生まれる成分には、血圧降下作用、ボケ防止作用などがあると研究が進んでいます。
酵素が米に含まれるでんぷんやたんぱく質を分解し、糖やアミノ酸やグルタミン酸などの甘味やうまみ成分を生み出します。さらに代謝に関わるビタミンB1・B2、血圧降下作用のあるギャバ、整腸作用のあるオリゴ糖など、健康に役立つ栄養素が豊富です。
熱中症予防に塩麴!
熱中症予防には水分補給に加え、適度な塩分補給も必要です。
そこで塩麴がオススメです!
塩麴は米麹に塩と水を加えて発酵・熟成させた日本伝統の調味料です。昔から野菜や魚の漬物床として利用されてきました。塩麴に肉を漬けるとやわらかくなり、うまみがアップするのは、たんぱく質分解酵素によるもの。塩麴には、体内で合成できない必須アミノ酸、ビタミンB群(パントテン酸、ビオチンなども含む)など、栄養素を豊富です。少量の塩味で味が決まるので適度に塩分が摂取できます。
作り方も簡単です!
塩麴(15%)
●材料(作りやすい分量)
米麹 200g
塩 30g
水 1.1/2カップ
米麹に塩水を加え、よく混ぜ、保存容器に入れる。
保存容器のふたを少しずらし、常温で発酵させる。毎日1~2回ほど混ぜ空気に触れさせ、1週間ほどで出来上がり!ふたをして冷蔵庫で保存。